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出版社名:東京創元社
出版年月:2023年12月
ISBN:978-4-488-01132-1
301P 20cm
潜水鐘に乗って
ルーシー・ウッド/著 木下淳子/訳
組合員価格 税込 2,822
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:48年前に事故で亡くなった夫に再び会うため、海に潜った老婦人が見たものは(表題作)。「語り部」と呼ばれながら物語を語れなくなった男が、ある男女を物語ツアーに案内したことで生まれる変化(「語り部の物語」)。そのほか巨人、精霊、願い事の樹、魔犬など、コーンウォールの多彩な伝承をモチーフに、現代に暮らす年齢も境遇もさまざまな人々が、現実と幻想のはざまで体験する特別な瞬間を鮮やかにとらえた12の物語。
すべては、コーンウォールの地ゆえに。48年ぶりに夫と再会するため、旧式の潜水鐘で海にはいっていく老婦人(表題作)、身体が石になる予兆を感じた女性が過ごす最後の一日(「石の乙女たち」)、やがて巨…(続く
内容紹介:48年前に事故で亡くなった夫に再び会うため、海に潜った老婦人が見たものは(表題作)。「語り部」と呼ばれながら物語を語れなくなった男が、ある男女を物語ツアーに案内したことで生まれる変化(「語り部の物語」)。そのほか巨人、精霊、願い事の樹、魔犬など、コーンウォールの多彩な伝承をモチーフに、現代に暮らす年齢も境遇もさまざまな人々が、現実と幻想のはざまで体験する特別な瞬間を鮮やかにとらえた12の物語。
すべては、コーンウォールの地ゆえに。48年ぶりに夫と再会するため、旧式の潜水鐘で海にはいっていく老婦人(表題作)、身体が石になる予兆を感じた女性が過ごす最後の一日(「石の乙女たち」)、やがて巨人になる少年と、人間の少女のなにげない日常のひととき(「巨人の墓場」)、数百年を生き、語るべき話を失いながらも再び物語を紡ごうとする語り部(「語り部の物語」)…。妖精、巨人、精霊、願い事をかなえる木、魔犬…さまざまな伝説や伝承がいまなお息づく現代の英国コーンウォール地方を舞台に、現実と幻が交錯する日々をあるがまま受け入れ、つつましく暮らす人々の姿を、新鋭ルーシー・ウッドが繊細かつ瑞々しい筆致で描く12編を収録した短編集。サマセット・モーム賞、ホリヤー・アン・ゴフ賞受賞作。

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