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出版社名:朝日新聞出版
出版年月:2024年7月
ISBN:978-4-02-295273-8
393P 18cm
成熟の喪失 庵野秀明と“父”の崩壊/朝日新書 961
佐々木敦/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:ひとは何かを失わなければ成熟した大人になれないのか?「成熟」による父性の獲得が虚構であることを解き明かし、「継承」という未来への問いを導く新世紀の本格文芸評論戦後日本の自画像として江藤淳が設定した「成熟」と「喪失」--いまなお多くの書き手を惹きつけてやまない問題系について、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を契機に、『シン・ゴジラ』から『シン・仮面ライダー』へといたる庵野秀明の主要作品を読み解きながら、「これからの日本(人)にとって成熟とは何か」を提起する批評的実践*目次はじめに序論 「母」の解体と「妻」の捏造--『シン・エヴァンゲリオン』論 1 エヴァンゲリオンと私  2 〈考察〉の…(続く
内容紹介:ひとは何かを失わなければ成熟した大人になれないのか?「成熟」による父性の獲得が虚構であることを解き明かし、「継承」という未来への問いを導く新世紀の本格文芸評論戦後日本の自画像として江藤淳が設定した「成熟」と「喪失」--いまなお多くの書き手を惹きつけてやまない問題系について、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を契機に、『シン・ゴジラ』から『シン・仮面ライダー』へといたる庵野秀明の主要作品を読み解きながら、「これからの日本(人)にとって成熟とは何か」を提起する批評的実践*目次はじめに序論 「母」の解体と「妻」の捏造--『シン・エヴァンゲリオン』論 1 エヴァンゲリオンと私  2 〈考察〉の空虚な迷宮 3 「成熟」 の年齢 4「人類補完計画」とは何だったのか? 5 カヲルとアスカとミサト 6 マリとは何者か? 7 world without EVA第一章 エヴァンゲリオンとは何だったのか? 1 庵野秀明の時代?  2 「エヴァンゲリオン」の結末は、あれでよかったのか?  3 『ニッポンの思想』と庵野秀明  4 逃げるは恥だが役に立つ?  5 「成熟」の主題による迷走  6 「大人」の「男」になること  7 エヴァ、始まりの終わりと終わりの終わり 第二章 シンの構造  1 『シン・ゴジラ』再見  2 加藤典洋の『シン・ゴジラ』論  3 『シン・ウルトラマン』誕生 第三章 庵野秀明は「実写」の夢を見るか  1 「実写」で/を撮るということ  2 「宝石」はけっして手に入らない--『ラブ&ポップ』  3 「二人」になることの病--『式日』 4 「シン」の「第〇作」? --キューティーハニー』 第四章 「シン」再生--『シン・仮面ライダー』論 1 暴力論/正義論としての『シン・仮面ライダー』  2 幸福論としての『シン・仮面ライダー』  3 「継承の物語」としての『シン・仮面ライダー』  4 緑川ルリ子とは「何」か?第五章 江藤淳と 「治者」 のパラドックス 1 『成熟と喪失』 ふたたび  2 加藤典洋の江藤淳  3 上野千鶴子の江藤淳  4 福田和也の江藤淳  5 大塚英志の江藤淳 第六章 庵野秀明と「日本的成熟」  1 「他者」との遭遇  2 「喪失」の喪失と「継承」の獲得 3 庵野秀明の「成熟」 おわりに
ひとは何かを失わなければ成熟した大人になれないのか?「成熟」による父性の獲得が虚構であることを解き明かし、「継承」という未来への問いを導く新世紀の本格文芸評論。戦後日本の自画像として江藤淳が設定した「成熟」と「喪失」―いまなお多くの書き手を惹きつけてやまない問題系について、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を契機に、『シン・ゴジラ』から『シン・仮面ライダー』へといたる庵野秀明の主要作品を読み解きながら、「これからの日本(人)にとって成熟とは何か」を提起する批評的実践。
もくじ情報:序論 「母」の解体と「妻」の捏造―『シン・エヴァンゲリオン』論;第1章 エヴァンゲリオンとは何だったのか?;第2章 “シン”の構造;第3章 庵野秀明は「実写」の夢を見るか;第4章 「シン」の再生―『シン・仮面ライダー』論;第5章 江藤淳と「治者」のパラドックス;第6章 庵野秀明と「日本的成熟」
著者プロフィール
佐々木 敦(ササキ アツシ)
1964年生まれ。思考家、批評家、文筆家。音楽レーベルHEADZ主宰。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。文学、映画、音楽をはじめ、芸術文化の諸領域で横断的に活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
佐々木 敦(ササキ アツシ)
1964年生まれ。思考家、批評家、文筆家。音楽レーベルHEADZ主宰。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。文学、映画、音楽をはじめ、芸術文化の諸領域で横断的に活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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