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出版社名:小学館
出版年月:2024年8月
ISBN:978-4-09-825475-0
413P 18cm
パラリンピックと日本人 アナザー1964/小学館新書 475
稲泉連/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:障害者スポーツの土台を作った人々のドラマ  1964年の東京パラリンピック。障害のある人が社会の隅に追いやられていた時代、開催1年前に突如「選手」として集められた傷痍軍人や療養所の患者たちは、大会に出場することで「自立」への一歩を踏み出す。その裏には、「日本の障害者スポーツの父」と言われる中村裕医師や、会場で外国人選手をエスコートした“元祖ボランティア”の語学奉仕団、その結成に深く関わり、その後も障害者スポーツをサポートした美智子妃の存在があった。これは日本の障害者スポーツの土台を作った人々の物語だ。60年前のパラアスリートや関係者の声が、2021年の東京大会、2024年のパリ大会、…(続く
内容紹介:障害者スポーツの土台を作った人々のドラマ  1964年の東京パラリンピック。障害のある人が社会の隅に追いやられていた時代、開催1年前に突如「選手」として集められた傷痍軍人や療養所の患者たちは、大会に出場することで「自立」への一歩を踏み出す。その裏には、「日本の障害者スポーツの父」と言われる中村裕医師や、会場で外国人選手をエスコートした“元祖ボランティア”の語学奉仕団、その結成に深く関わり、その後も障害者スポーツをサポートした美智子妃の存在があった。これは日本の障害者スポーツの土台を作った人々の物語だ。60年前のパラアスリートや関係者の声が、2021年の東京大会、2024年のパリ大会、その先の「未来」へと問いかけることとは--。日本の「スポーツ用義足」の第一人者・臼井二美男さんのインタビューを収録。  【編集担当からのおすすめ情報】  高度経済成長下の1964年、日本中が東京オリンピックに沸く一方で、パラリンピックは人知れず開かれた大会でした。当時は、障害のある人が表に立つ機会はほとんどなく、自身も人前に出ることに抵抗があったと言います。そんななか、選手として出場したのは傷痍軍人や療養所の患者たち53人。彼らは大会を通して自信をつけ、自らの人生を変えていきます。それから60年が経った社会はどう変わり、何が変わっていないのか。60年前のドラマが、現代にも通ずる問いを投げかけてくれます。※本書は2020年に刊行された『アナザー1964 パラリンピック序章』に、追加取材で新章を加筆した新書版です。同書は毎日新聞(2020年4月22日付)、朝日新聞(同4月25日付)、産経新聞(同5月31日付)、日経新聞(同5月9日付)、読売新聞(同6月28日付、2021年8月20日)をはじめ、各メディアで紹介されて話題となりました。
障害のある人が社会の隅に追いやられていた時代―1964年に開催された東京パラリンピック。開会1年前に突如「選手」として集められた傷痍軍人や療養所の患者たちは、大会に出場することで「自立」への一歩を踏み出す。その裏には選手の背中を押した中村裕医師や、大会を陰で支えた美智子妃の存在があった。2021年の東京、2024年のパリ、その先の「未来」へとつながる、日本の障害者スポーツの土台を作った人々の物語。
もくじ情報:序章 ハシ先生と美智子妃;第1章 「障害者のスポーツ大会」の衝撃;第2章 傷兵院からの出場者たち;第3章 二人の水先案内人;第4章 語学奉仕団とその施し;第5章 中村裕の患者たち;第6章 あの日の主役は僕らだった;第7章 祭りのあとの自立と「夢」;第8章 次の「一番」を探して;終章 源流;新章 義肢の一九六四以後
著者プロフィール
稲泉 連(イナイズミ レン)
1979年、東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒。2005年、『ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
稲泉 連(イナイズミ レン)
1979年、東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒。2005年、『ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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