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出版社名:集英社
出版年月:2024年8月
ISBN:978-4-08-744682-1
558P 16cm
対になる人/集英社文庫 は18-13
花村萬月/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:はじめて彼女を殺したのはーー母親だった。小学2年生の彼女を絶望的にまで殺し尽くしたのはーー教諭である鈴木による性的虐待だった。鈴木先生は6人の彼女を生みだすきっかけとなった。17歳のときに彼女を犯し、完全に殺したのはーー水原君と10人の仲間たちだった。そのとき新たに2人、あるいはさらに多数の彼女が生まれた。冬の札幌で、小説家・菱沼が出会ったのは、心に50の人格を宿す女だった。DV被害にあう女に手を差し伸べた男は、信じられないほど壮絶な彼女の過去を知ることに……。柴田錬三郎賞を受賞した作家が満身創痍で放つ、迫真の長編サイコスリラー。【著者略歴】花村萬月(はなむら・まんげつ)1955年、…(続く
内容紹介:はじめて彼女を殺したのはーー母親だった。小学2年生の彼女を絶望的にまで殺し尽くしたのはーー教諭である鈴木による性的虐待だった。鈴木先生は6人の彼女を生みだすきっかけとなった。17歳のときに彼女を犯し、完全に殺したのはーー水原君と10人の仲間たちだった。そのとき新たに2人、あるいはさらに多数の彼女が生まれた。冬の札幌で、小説家・菱沼が出会ったのは、心に50の人格を宿す女だった。DV被害にあう女に手を差し伸べた男は、信じられないほど壮絶な彼女の過去を知ることに……。柴田錬三郎賞を受賞した作家が満身創痍で放つ、迫真の長編サイコスリラー。【著者略歴】花村萬月(はなむら・まんげつ)1955年、東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『ブルース』『笑う山崎』『二進法の犬』「百万遍」シリーズ、「私の庭」シリーズ、『浄夜』『ワルツ』『裂』『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『花折』など多数。
札幌に引っ越してきた小説家の逸郎は、クラブで紫織と出会う。彼は紫織が多くの人格を内包する解離性同一性障害だと気づき、現れた人格に名前を付けて認識する。毅然とした「あかり」、高校生のような「さゆり」、死にたいと繰り返す「ひかり」…。壮絶な過去や、夫からのDVが明かされ、逸郎は五十もの人格との異常な日々に飲み込まれていく。圧倒的な生々しさで描かれる迫真のサイコスリラー。
著者プロフィール
花村 萬月(ハナムラ マンゲツ)
1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
花村 萬月(ハナムラ マンゲツ)
1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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