ようこそ!
出版社名:法政大学出版局
出版年月:2024年8月
ISBN:978-4-588-01173-3
464,22P 20cm
ロベスピエール 創られた怪物/叢書・ウニベルシタス 1173
ジャン=クレマン・マルタン/著 田中正人/訳
組合員価格 税込 5,225
(通常価格 税込 5,500円)
割引率 5%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
フランス革命の魂にして謎。「廉潔の士」、強力な権限をもつ公安委員会の委員、最期は自身もギロティンで首を刎ねられた「暴君」…。死後二世紀を経た今なおロベスピエールは人びとの感情的な偏見と論争の対象である。革命的な理想の創出者だったのか、あるいは恐怖政治の創始者だったのか。革命の進展と同時に彼が選択した政治的立場を丁寧に辿り、怪物というイメージがいかにして創り出されたのかを明らかにする。
もくじ情報:序言;第1章 若い有力者の人物像(一七五八‐一七八三年);第2章 政治活動の開始(一七八三‐一七八九年);第3章 「ロベスピエール」から「廉潔の士」へ(一七八九‐一七九一年春);第4章 ジャコバン派の…(続く
フランス革命の魂にして謎。「廉潔の士」、強力な権限をもつ公安委員会の委員、最期は自身もギロティンで首を刎ねられた「暴君」…。死後二世紀を経た今なおロベスピエールは人びとの感情的な偏見と論争の対象である。革命的な理想の創出者だったのか、あるいは恐怖政治の創始者だったのか。革命の進展と同時に彼が選択した政治的立場を丁寧に辿り、怪物というイメージがいかにして創り出されたのかを明らかにする。
もくじ情報:序言;第1章 若い有力者の人物像(一七五八‐一七八三年);第2章 政治活動の開始(一七八三‐一七八九年);第3章 「ロベスピエール」から「廉潔の士」へ(一七八九‐一七九一年春);第4章 ジャコバン派の旗頭(一七九一年春‐九月);第5章 異議を唱えられた指導者(一七九一年十月‐一七九二年九月);第6章 優柔不断な統率者(一七九二年九月‐一七九三年七月);第7章 権力の試練(一七九三年七月‐一七九四年四月);第8章 打ち倒された偶像(一七九四年四月‐十二月);第9章 怪物としての革命家像;結論 フランス革命の魂にして謎
著者プロフィール
マルタン,ジャン=クレマン(マルタン,ジャンクレマン)
1948年、ヴァンデー県の東隣のドゥ=セーヴル県の生まれ。エマニュエル・ル・ロワ・ラデュリの指導のもとで課程博士論文(ドゥ=セーヴル県の県庁所在地ニヨール(Niort)の18・19世紀における商人世界を扱ったもの)を提出(パリ第一大学)した。パリ第十三大学講師を経て、1988年にナント大学教授、その間にやはりル・ロワ・ラデュリの指導のもとで国家博士論文「ヴァンデー戦争とその記憶。1793‐1980年」を提出(1987年)。2000年にパリ第一大学のフランス革命史講座教授となり、同時にフランス革命史研究所所長に就任した。2008年に退職し、…(続く
マルタン,ジャン=クレマン(マルタン,ジャンクレマン)
1948年、ヴァンデー県の東隣のドゥ=セーヴル県の生まれ。エマニュエル・ル・ロワ・ラデュリの指導のもとで課程博士論文(ドゥ=セーヴル県の県庁所在地ニヨール(Niort)の18・19世紀における商人世界を扱ったもの)を提出(パリ第一大学)した。パリ第十三大学講師を経て、1988年にナント大学教授、その間にやはりル・ロワ・ラデュリの指導のもとで国家博士論文「ヴァンデー戦争とその記憶。1793‐1980年」を提出(1987年)。2000年にパリ第一大学のフランス革命史講座教授となり、同時にフランス革命史研究所所長に就任した。2008年に退職し、現在は名誉教授。革命史研究のほかに、歴史教育のあり方を検討し、政府への提言も行なってきた