ようこそ!
出版社名:法政大学出版局
出版年月:2024年9月
ISBN:978-4-588-01177-1
279,24P 20cm
ダーウィンの隠された素顔 人間の動物性とは何か/叢書・ウニベルシタス 1177
ピエール・ジュヴァンタン/著 杉村昌昭/訳
組合員価格 税込 3,762
(通常価格 税込 3,960円)
割引率 5%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
いま明かされる進化論の真実。自然科学のみならず人文・社会科学の諸概念をも刷新した進化論は、同時に多くの誤読・曲解にさらされ、悪しきイデオロギーの源泉ともなった。著名な動物行動学者が社会ダーウィニズムの過ちを糺し、人間が生まれもった協同・利他的本能によって競争原理を補完する方途を示す、アクチュアルなダーウィン論!
もくじ情報:第1章 進化の発明(「落ちこぼれ」のとんでもない考え;ミステリーのミステリー;“大建築家”のプラントは何だったか?;尺度とパラダイムを変えなくてはならない;誰が進化を発見したのか?);第2章 社会ダーウィニズム(北アメリカの資本主義;フランスにおける生物学的レイシズムの創設…(続く
いま明かされる進化論の真実。自然科学のみならず人文・社会科学の諸概念をも刷新した進化論は、同時に多くの誤読・曲解にさらされ、悪しきイデオロギーの源泉ともなった。著名な動物行動学者が社会ダーウィニズムの過ちを糺し、人間が生まれもった協同・利他的本能によって競争原理を補完する方途を示す、アクチュアルなダーウィン論!
もくじ情報:第1章 進化の発明(「落ちこぼれ」のとんでもない考え;ミステリーのミステリー;“大建築家”のプラントは何だったか?;尺度とパラダイムを変えなくてはならない;誰が進化を発見したのか?);第2章 社会ダーウィニズム(北アメリカの資本主義;フランスにおける生物学的レイシズムの創設;イギリスの優生学;ドイツのナチズム;生存闘争);第3章 ダーウィン社会主義(イギリスのマルクス主義;ソ連のルイセンコ主義;ヨーロッパのアナキズム;利他行動の生物学;先天性か後天性か?;社会生物学という爆弾);第4章 ダーウィニズムの社会的射程(インテリジェント・デザインの祖先としての自然神学;悪魔の福音;不道徳な学説;ダーウィニズムの道徳的射程);第5章 ダーウィン的社会(資本主義社会の反映;ダーウィン左派;ダーウィン右派か?;人間的例外とは何か?;真のダーヴィンとは何者か?)
著者プロフィール
ジュヴァンタン,ピエール(ジュヴァンタン,ピエール)
1942年、マルセイユ生まれの動物行動学・生態学者。モンペリエ第2大学にて博士号を取得。1985年よりフランス国立科学研究センター(CNRS)のシゼ生物学研究センター所長を務める。特に鳥類と哺乳類および南極の生態学を専門とし、ペンギンの研究で知られる
ジュヴァンタン,ピエール(ジュヴァンタン,ピエール)
1942年、マルセイユ生まれの動物行動学・生態学者。モンペリエ第2大学にて博士号を取得。1985年よりフランス国立科学研究センター(CNRS)のシゼ生物学研究センター所長を務める。特に鳥類と哺乳類および南極の生態学を専門とし、ペンギンの研究で知られる