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出版社名:丸善出版
出版年月:2025年1月
ISBN:978-4-621-30987-2
188P 19cm
家族と互助・共助の哲学/未来世界を哲学する 第4巻
水野友晴/責任編集 中塚晶博/〔ほか〕著
組合員価格 税込 2,508
(通常価格 税込 2,640円)
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内容紹介・もくじなど
私たちは他者との関係を抱えて一生を過ごす。その際、家族は人間にとって最も身近にあり、かつ密接に関わる社会集団となるが、それゆえに家族は、その時々の社会的課題を色濃く反映して変容しつつ、その維持存続がはかられる。未来社会の家族について哲学することは、これから私たちがどのような関係性を基軸にして人生をデザインしてゆくかという問題に直結している。生殖、誕生、子育て、介護とケア、家族関係といった諸問題について、それらにおける技術的課題、医療的課題、経済的課題、その他に光を当てることで、未来社会におけるライフデザインについて考えてみたい。
もくじ情報:第1章 家族なき世界における介護の未来―個人の自由と…(続く
私たちは他者との関係を抱えて一生を過ごす。その際、家族は人間にとって最も身近にあり、かつ密接に関わる社会集団となるが、それゆえに家族は、その時々の社会的課題を色濃く反映して変容しつつ、その維持存続がはかられる。未来社会の家族について哲学することは、これから私たちがどのような関係性を基軸にして人生をデザインしてゆくかという問題に直結している。生殖、誕生、子育て、介護とケア、家族関係といった諸問題について、それらにおける技術的課題、医療的課題、経済的課題、その他に光を当てることで、未来社会におけるライフデザインについて考えてみたい。
もくじ情報:第1章 家族なき世界における介護の未来―個人の自由と法律・制度(家族介護は地獄への入り口か;家族に満ちた世界の終焉 ほか);第2章 生殖技術がつくり出す多様な家族―後期近代における血縁と親密圏の再編成(生殖技術を取り巻く法制度と社会;第三者が関わる生殖技術と家族 ほか);第3章 ヤングケアラーから考える―その問題と私たちがめざすべきケアと社会の未来について(ヤングケアラーとはどのような存在か;ヤングケアラーという経験とその中核的な問題 ほか);第4章 人間の義務としての高齢者介護―尊厳・親切・感謝のコミュニケーション(高齢者介護という「問題」;カント倫理学の基本 ほか)
著者プロフィール
水野 友晴(ミズノ トモハル)
関西大学文学部総合人文学科教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(文学)。研究テーマは西田幾多郎、鈴木大拙を中心とする日本近代哲学、宗教哲学、比較思想
水野 友晴(ミズノ トモハル)
関西大学文学部総合人文学科教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(文学)。研究テーマは西田幾多郎、鈴木大拙を中心とする日本近代哲学、宗教哲学、比較思想

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