内容紹介：コンピュータサイエンスで学ぶベストプラクティスを実際の開発現場でどう活用するかを教えてくれる、プログラマーのための生存ガイドです。本書では、コンピュータサイエンスの理論がプロフェッショナルなソフトウェア開発の厳しい現実と衝突することを説明しています。そこで、タスクの優先順位付け、迅速な意思決定、そしてどのルールを破るべきかを知ることで、仕事をうまくやる方法を教えてくれます。
理論と実践のギャップを埋める現場の知恵。ＳＴＲＥＥＴ　ＣＯＤＥＲ　ストリートコーダーとは？プロフェッショナルの現場で経験を積み、実務で求められるさまざまなスキルを身に付け、柔軟に問題解決できるプログラマーのこと。授業では教えてくれない実用的な手法を携え、独学では習得できなかった実践的な技術を有しています。
もくじ情報：１　現場へ；２　実践理論；３　役に立つアンチパターン；４　おいしいテスト；５　やりがいのあるリファクタリング；６　セキュリティを精査する；７　能動的な最適化；８　好まれるスケーラビリティ；９　バグとともに生きる

カパノール，セダット(カパノール，セダット)
トルコのエスキシェヒル出身の独学のソフトウェア開発者であり、後にワシントン州シアトルのＭｉｃｒｏｓｏｆｔでＷｉｎｄｏｗｓコアＯＳ部門のエンジニアとして働きました。彼のソフトウェア開発キャリアは３０年にわたります。セダットは、旧ユーゴスラビアからトルコに移住したボスニア人の両親のもとに生まれた５人兄弟の末っ子です。彼は「酸っぱい辞書」を意味する世界で最も人気のあるトルコのソーシャルプラットフォームの『Ｅｋｓｉ　Ｓ¨ｏｚｌ¨ｕｋ』を創設しました。１９９０年代には、コードを使った生成グラフィックや音楽プレゼンテーションを作成する国際的なデジタルアートコミュニティであるトルコのデモシーンでも活躍していました