内容紹介：組織犯罪対策部の矢吹が射殺された。足を洗おうとしたヤクザの死との関連は？　二つの事件の真相解明のため加門は動くが…！？
暴力団組員の橋場賢太が組の裏金一億円とともに姿を消す。警視庁捜査一課の加門昌也は暴対課の矢吹から橋場の行方を探すよう非公式の協力を要請されるが、その後、ホテルで橋場の射殺死体が発見される。以前から橋場に堅気になるよう説得をしていたという矢吹は「弔い合戦」と捜査に臨むが、その矢吹も狙われ…。刑事が執念を捨てなければ必ず犯人は捕まえられる！

南　英男(ミナミ　ヒデオ)
１９４４年、東京生まれ。明治大学を卒業後、雑誌編集者を経て作家デビュー。８２年以降、ハード・サスペンスに取り組み、警察小説を執筆（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）