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出版社名:文藝春秋
出版年月:2025年5月
ISBN:978-4-16-792361-7
215P 16cm
信仰/文春文庫 む16-3
村田沙耶香/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:「なあ、俺と、新しくカルト始めない?」好きな言葉は「原価いくら?」現実こそが正しいのだと強く信じる、超・現実主義者の私が、同級生から、カルト商法を始めようと誘われて――。世界中の読者を熱狂させる、村田沙耶香の11の短篇+エッセイ。表題作は2021年シャーリィ・ジャクスン賞(中編小説部門)候補作に選ばれました。文庫化にあたり、短篇小説「無害ないきもの」「残雪」、エッセイ「いかり」を追加。書き下ろしエッセイである「書かなかった日記――文庫版によせて」を巻末に収録。〈収録作〉「信仰」「生存」「土脉潤起」「彼らの惑星へ帰っていくこと」「カルチャーショック」「気持ちよさという罪」「書かなかった…(続く
内容紹介:「なあ、俺と、新しくカルト始めない?」好きな言葉は「原価いくら?」現実こそが正しいのだと強く信じる、超・現実主義者の私が、同級生から、カルト商法を始めようと誘われて――。世界中の読者を熱狂させる、村田沙耶香の11の短篇+エッセイ。表題作は2021年シャーリィ・ジャクスン賞(中編小説部門)候補作に選ばれました。文庫化にあたり、短篇小説「無害ないきもの」「残雪」、エッセイ「いかり」を追加。書き下ろしエッセイである「書かなかった日記――文庫版によせて」を巻末に収録。〈収録作〉「信仰」「生存」「土脉潤起」「彼らの惑星へ帰っていくこと」「カルチャーショック」「気持ちよさという罪」「書かなかった小説」「最後の展覧会」「無害ないきもの」「残雪」「いかり」〈文庫版読者への著者メッセージ〉『信仰』は小説と随筆を混ぜた、私にとっては少しいつもと違った佇まいの本でした。私が存在しない世界の主人公の言葉と、随筆に存在する言葉が同じ本の中に、戯れ合うように混ざりながら存在するのは、私にとってとても奇妙な感覚でした。文庫にするにあたって、また新しい言葉が本の中に詰め込まれ、滑り込んで、時間も、言葉も、さらに奇妙に膨張したような感覚で、出来上がった美しい装丁のご本を眺めています。もし、この少し不思議な本をおそばに置いていただけたら、とてもうれしいです。
私はいつも、会う人会う人を「現実」へ「勧誘」していた。それが全ての人の幸福だと信じて。ある時、同級生にカルト商売を一緒に始めようと言われ―(表題作)。65歳時点の生存率が〈C〉と判定された私は、未来の子供のためを思い、〈A〉の恋人と別れる決意をする(「生存」)。信じることの危うさと切実さを描き、圧倒的支持を得た11篇。
著者プロフィール
村田 沙耶香(ムラタ サヤカ)
1979年千葉県生まれ。小説家。玉川大学文学部芸術学科芸術文化コース卒業。2003年、「授乳」で第46回群像新人文学賞優秀作受賞。09年、『ギンイロノウタ』で第31回野間文芸新人賞受賞。13年、『しろいろの街の、その骨の体温の』で第26回三島由紀夫賞受賞。16年、「コンビニ人間」で第155回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
村田 沙耶香(ムラタ サヤカ)
1979年千葉県生まれ。小説家。玉川大学文学部芸術学科芸術文化コース卒業。2003年、「授乳」で第46回群像新人文学賞優秀作受賞。09年、『ギンイロノウタ』で第31回野間文芸新人賞受賞。13年、『しろいろの街の、その骨の体温の』で第26回三島由紀夫賞受賞。16年、「コンビニ人間」で第155回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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