公認心理師養成の必須単位「心理演習」を広く深く学ぶためのテキストです。心理支援の最初の一歩として、「保健医療」「教育」「福祉」「司法・犯罪」「産業・労働」×「心理検査・心理的アセスメント」「心理面接」「地域支援」の特色に合わせて、現場に出る前に学んでおきたい基本スキルをまとめています。座学によって学んだ心理支援にかかわる基礎知識を実際にどう活用するかを考え、役割演技（ロールプレイング）やカンファレンスなどのワークを通して心理支援の基本を体験するのが「心理演習」。現場で活躍する公認心理師と公認心理師養成を行う大学教員らによって作られた本書は、人のこころに寄り添い、癒し、こころの安定と健康のために何ができるのかを考える必携の１冊です。
もくじ情報：第１部　公認心理師に求められる知識・態度・基本スキル（心理演習の到達目標と学習方法；要支援者とのコミュニケーション）；第２部　心理検査・心理的アセスメント（心理検査・心理的アセスメント概論；【事例】保健医療分野における心理検査・心理的アセスメントの実際　ほか）；第３部　心理面接（心理面接概論；【事例】保健医療分野における心理面接の実際―精神科病院における心理面接　ほか）；第４部　地域支援（地域支援概論；【事例】保健医療分野における地域支援の実際　ほか）