数奇屋建築を代表する中村外二工務店の二代目棟梁、中村義明。現代を代表する建築家たちとともに和の本質を追い求めた、その仕事ぶりと言葉を紹介する。
もくじ情報：数寄屋大工「中村外二工務店」の源流―前史として（三宅理一）；義明語録―前編　中村外二棟梁のこと、数寄屋の材木について、現代日本建築と建築家のこと；「若王子の家」から始まった中村義明との縁（横内敏人）；中村義明とつくる現代建築（岸和郎）；義明好みとは―新たな茶室の試み（三宅理一）；義明語録―後編　大徳寺真珠庵のこと、茶の湯のこと、自然観と庭づくり、これからの建築家への期待、大工が狙う百年後；あとがきに代えて―父、中村義明のこと（中村公治）；中村外二工務店　普請歴