内容紹介：ショコラトリーの２階に探偵事務所を構える恵大（けいた）。助手は天才ＡＩ科学者の明（あきら）。ある夏の日、恵大が研究を手伝うために大学を訪れると、明の９歳の双子の弟たちが現れる。楽しく過ごしていた最中、なんと弟の一人が謎の液体をかぶって失神。動揺する明を励まし、恵大は原因究明のため奔走するが－－？　他、夢の中で明の飼い猫・６（ろく）と体が入れ替わってしまった恵大の冒険など、探偵達の新たな一面が垣間見える猫ミステリ第三弾！
ショコラトリー２階に探偵事務所を構える恵大と、助手で天才ＡＩ科学者の明、その飼い猫の６。彼らの恩人・雅乃が出場したチョコレートの大会で切断された手首が発見され、現場は騒然とする。さらに犯人として雅乃が疑われてしまう！恵大は明の手を借り、冷静な調査を行うが、証言や証拠は雅乃が犯人に見えるものばかり。罪を晴らすべく奔走する二人と一匹は、過去の経験からある気づきを得て…？好評の猫ミステリ、堂々の完結！

高里　椎奈(タカサト　シイナ)
茨城県出身。１９９９年『銀の檻を溶かして』で第１１回メフィスト賞を受賞しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）