大阪の下町で暮らす原田智と娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら３００万もらえるで」。冗談だと思い相手にしない楓。しかしその翌朝、智は姿を消す。残された楓は父をさがし始め、日雇い現場に父の名前があることを知る。「お父ちゃん！」その声に振り向いたのはまったく知らない男…。失意に打ちひしがれる中、「連続殺人犯」の指名手配チラシには日雇い現場で振り向いた男の顔写真があった―。
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