仏像好きで知られ、互いを「仏友（ぶつゆう）」と認め合うみうらじゅん、いとうせいこうの両氏の仏像に対する深い愛情と知識に裏打ちされた絶妙なトークで各地の仏像を「見仏（仏像巡り）」していくシリーズ。第３０弾は山里のまだ見ぬ仏を訪ね兵庫・丹波へ！金心寺では珍しい弥勒仏坐像や運慶作と伝わる不動明王立像などの仏像と、篠山市にある西光寺では、重文・薬師如来坐像や四天王像などの仏像たちと対面。
【収録内容】Blu-ray Disc 本編87分＋特典映像19分
【取材寺】 金心寺／ 西光寺／ 大國寺／ 達身寺

金心寺は三田の名前の由来となった寺院。珍しい弥勒仏坐像や運慶作と伝わる不動明王立像など、見事な仏像が出迎えます。御年90才のご住職は仏に命を救われた！？みうら、いとうとイケ住のやり取りは必見です。
篠山市にある西光寺は山間の里にある小さなお堂。重文・薬師如来坐像や四天王像など地域の人たちから大切に守られている仏像たちと対面します。
大國寺は不思議な仏像が目白押し。大日如来、阿弥陀如来、薬師如来の3つが1つになった珍しいご本尊をはじめ、大きな大黒天像など見仏人好みの仏像が続々登場します。中でも必見は聖天像。通常、秘仏とされる聖天像がなんと6体も一挙公開！さらにご住職の不思議なエピソードも…！？
最後に訪れたのは“丹波の正倉院”とも呼ばれる達身寺。なぜか16体もある兜跋毘沙門天、“達身寺様式”と呼ばれる他に類を見ない表現…。80体近くの仏像が残る達身寺は謎の仏師たちが暮らした大仏像工房だった！？謎が謎を呼ぶ仏像群にみうら、いとうの妄想も止まらない！

【特典映像】
・2025年 大阪万博について
・仏像ミュージアム