本書は、実践的な分析・設計を重視したハンドブック。スキーマを設計する人はもちろん、それを使う人、直接使わなくても何らかの形でビジネスとして関わる人に対して、スキーマを身近なものとして捉えられるようにすること、また、高度な活用が行えるまでの幅広い目標を設定している。
もくじ情報：第１章　ＸＭＬのスキーマの基本概念―スキーマの基本・概念を知る（スキーマとは（本とスキーマ）；伝えるデータと表現（自己紹介のスキーマ）　ほか）；第２章　モデリングとＸＭＬのスキーマ―モデリングの基本を知る（ＸＭＬのスキーマ設計の着目点；ＡＮＳＩ／Ｘ３／ＳＰＡＲＣの３層スキーマ・アーキテクチャ　ほか）；第３章　ＸＭＬのスキーマ設計実践―ＸＭＬのスキーマを作る（コンテンツとＸＭＬ；文書のスキーマ　ほか）；第４章　ＸＭＬ　Ｓｃｈｅｍａ仕様解説―ＸＭＬ　Ｓｃｈｅｍａ仕様を使う（スキーマ定義の基本構成（型の定義）；ｓｉｍｐｌｅＴｙｐｅ（単純型）　ほか）

丸山　則夫(マルヤマ　ノリオ)
コンサルタント＆データアナリスト。リレーショナル・データベースのＳＥをきっかけにデータベース技術の世界に入り、徐々にその領域を上流に広げ、企業の情報資源の分析から企業統合データベースの計画から設計、およびビジネスモデルの策定へとビジネスと情報技術全般にわたるコンサルタントの実務に携わる。２，３年前からＸＭＬの可能性に着目し、その広範囲な適用実績を積む。上記分野での各種雑誌への投稿、セミナー等での公演多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）