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出版社名:産業図書
出版年月:2004年2月
ISBN:978-4-7828-0140-6
190P 20cm
〈ほんもの〉という倫理 近代とその不安
チャールズ・テイラー/著 田中智彦/訳
組合員価格 税込 2,475
(通常価格 税込 2,750円)
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今、自由で民主的な社会の存続のために何が求められているのか。近代の思想史をひもとき、人間の条件を問うなかから現代社会を考察。
今、自由で民主的な社会の存続のために何が求められているのか。近代の思想史をひもとき、人間の条件を問うなかから現代社会を考察。
内容紹介・もくじなど
フリードリッヒ・ニーチェからゲイル・シーヒィへ、アラン・ブルームからミシェル・フーコーへと、テイラーはさまざまな観念とイデオロギーについて論じてゆく。テイラーはそうした議論をとおして、近代においてほんものの自己が育まれてきたその歩みのなかから、よきものと害をなすものとを区別する。自己創造の探求と自己形成への衝動とを結びつける思考と道徳のネットワーク―テイラーはその全体像を描き出し、そうした営みはどのようにしてなされなければならないか、既存のルールや道徳的評価のふるいに取り込まれることなく進めるにはどうしなければならないかを示す。このネットワークに照らすならば、表現することやさまざまな権利が、ま…(続く
フリードリッヒ・ニーチェからゲイル・シーヒィへ、アラン・ブルームからミシェル・フーコーへと、テイラーはさまざまな観念とイデオロギーについて論じてゆく。テイラーはそうした議論をとおして、近代においてほんものの自己が育まれてきたその歩みのなかから、よきものと害をなすものとを区別する。自己創造の探求と自己形成への衝動とを結びつける思考と道徳のネットワーク―テイラーはその全体像を描き出し、そうした営みはどのようにしてなされなければならないか、既存のルールや道徳的評価のふるいに取り込まれることなく進めるにはどうしなければならないかを示す。このネットワークに照らすならば、表現することやさまざまな権利が、また人間の思考の主体性が近代の最大の関心事であったことは、わたしたちにとって清算すべきこと、否定すべきことではなく、活かすべきこと、大事にすべきことであるとわかる。
もくじ情報:第1章 三つの不安;第2章 かみ合わない論争;第3章 ほんものという理想の源泉;第4章 逃れられない地平;第5章 承認のニード;第6章 主観主義へのすべり坂;第7章 闘争は続く;第8章 もっと微妙な言語;第9章 鉄の檻?;第10章 断片化に抗して
著者プロフィール
テイラー,チャールズ(テイラー,チャールズ)
1931年モントリオールに生まれる。マギール大学で歴史学を、オックスフォード大学で哲学を修め、1961年から母校マギール大学の教壇に立つ。1976‐81年にはオックスフォード大学チチェリ社会政治理論教授ならびにオール・ソウルズ・カレッジのフェローに。マギール大学の哲学・政治学教授を経て、現在は同大学名誉教授ならびにノースウェスタン大学教授。50年代後半にはニュー・レフト第一世代として活躍。New Left Reviewの創刊にもたずさわった。近年ではコミュニタリアニズム(共同体主義)の思想家として知られる
テイラー,チャールズ(テイラー,チャールズ)
1931年モントリオールに生まれる。マギール大学で歴史学を、オックスフォード大学で哲学を修め、1961年から母校マギール大学の教壇に立つ。1976‐81年にはオックスフォード大学チチェリ社会政治理論教授ならびにオール・ソウルズ・カレッジのフェローに。マギール大学の哲学・政治学教授を経て、現在は同大学名誉教授ならびにノースウェスタン大学教授。50年代後半にはニュー・レフト第一世代として活躍。New Left Reviewの創刊にもたずさわった。近年ではコミュニタリアニズム(共同体主義)の思想家として知られる