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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
イリイチ,イバン(イリイチ,イバン)
1926年9月4日、オーストリアのウィーンに生まれる。父親はカトリックを信仰するクロアチア人、母親はポルトガル系ユダヤ人。1941年、ナチの人種法の施行によって放校、フィレンツェに渡り、フィレンツェ大学で生物組織学と結晶学を研究。43~46年、司祭となるためローマのヴァチカン・グレゴリオ大学で神学と哲学を学ぶ(51年神学学士号取得)。その後オーストリアに戻りザルツブルグ大学でトインビーについて博士論文を執筆、博士号取得。52~56年、アメリカ・マンハッタンの受肉教会司教区で働く。56年、プエルトリコ・カトリック大学副学長に就任。60年、現地の司教と対立し辞…( ) イリイチ,イバン(イリイチ,イバン)
1926年9月4日、オーストリアのウィーンに生まれる。父親はカトリックを信仰するクロアチア人、母親はポルトガル系ユダヤ人。1941年、ナチの人種法の施行によって放校、フィレンツェに渡り、フィレンツェ大学で生物組織学と結晶学を研究。43~46年、司祭となるためローマのヴァチカン・グレゴリオ大学で神学と哲学を学ぶ(51年神学学士号取得)。その後オーストリアに戻りザルツブルグ大学でトインビーについて博士論文を執筆、博士号取得。52~56年、アメリカ・マンハッタンの受肉教会司教区で働く。56年、プエルトリコ・カトリック大学副学長に就任。60年、現地の司教と対立し辞職。プエルトリコを離れる。61年、メキシコ・クエルナヴァカにて「CIDOC」設立に参加。69年、ローマ・カトリック教会との軋轢により司祭の資格を放棄する。以後、『脱学校の社会』を皮切りとして、学校、エネルギー、医療、労働、性、言語、環境などを切り口に、近代文明の根源的な問題を提起し続けた。2002年12月2日、ドイツのブレーメンにて死去 |
もくじ情報:1 最善の堕落は最悪(福音;神秘;偶然性1―神の掌中にある世界;偶然性2―テクノロジーの起源;罪の犯罪化;怖れ;福音とまなざし;健康;均衡;学校;友情;いかに死ぬかを知る;システムの時代;結び…(続く)
もくじ情報:1 最善の堕落は最悪(福音;神秘;偶然性1―神の掌中にある世界;偶然性2―テクノロジーの起源;罪の犯罪化;怖れ;福音とまなざし;健康;均衡;学校;友情;いかに死ぬかを知る;システムの時代;結び);2 反復(終末の始まり;良心;至高の栄光;道具からシステムへ;身体化と脱身体化;コンスピラツィオ;分水嶺を越えて;無償性)