現代のデモクラシーをめぐる諸問題について、政治理論の立場からアプローチし、その歴史的背景、主な論点、実現に向けての具体的課題を明らかにする。
もくじ情報：第１部　変化の中のデモクラシー（日本におけるデモクラシーの変容；福祉国家の変容とデモクラシー；参加と動員の変容とデモクラシー　ほか）；第２部　デモクラシーの論点（デモクラシーにおける古典と現代；デモクラシーにおける自由と平等―デモクラシーの価値をめぐる哲学的考察；デモクラシーにおける合意と抗争―現代共和主義の視点から　ほか）；第３部　デモクラシーの実現に向けて（選挙制度とデモクラシー；自治・分権とデモクラシー；市民社会とデモクラシー　ほか）

齋藤　純一(サイトウ　ジュンイチ)
早稲田大学政治経済学術院教授。１９５８年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学