"時間発展の例を，標準型，時刻依存型，場所依存型などのタイプごとに多数掲載．各例の結果を図表で示すので，量子ウォークの複雑な挙動が一目でわかります．また，数学的な結果から得られるさまざまな性質も，図解でやさしく解説しています．
モデルの定義もその挙動も理解し辛い量子ウォークを，図によって視覚的に捉え，イメージすることができるようになる入門書です．
　※本書で扱うシミュレーションは，森北出版のＷｅｂサイトから，ソースコードのサンプルがダウンロードできます．"

分布の振る舞いが見て解る。さまざまなタイプのモデルを紹介。ソースコードのダウンロードサービス付き。
もくじ情報：第１章　基礎知識；第２章　標準型の量子ウォーク；第３章　時刻依存型の量子ウォーク；第４章　場所依存型の量子ウォーク；第５章　標準型の量子ウォークの拡張版モデル；第６章　２次元格子上の量子ウォーク

町田　拓也(マチダ　タクヤ)
２００５年横浜国立大学工学部生産工学科卒業。２０１０年横浜国立大学大学院工学府博士後期課程修了。博士（工学）。２０１３年日本学術振興会・特別研究員ＰＤ、カリフォルニア大学バークレー校数学科Ｐｏｓｔｄｏｃｔｏｒａｌ　Ｓｃｈｏｌａｒ（兼任、２０１５年１月まで）。おもな研究テーマ：量子ウォーク（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）