それでも人生を肯定するために。ホロコーストからの生還という過酷な体験から、フロイト、アドラーを凌駕する心理療法ロゴセラピーを生み出したフランクルが魂の真の癒しとは何かを語る。
もくじ情報：序論　心理療法の現在とロゴセラピー；第１部　ロゴセラピーの思想（心理療法の臨床的影響；自己超越性について；意味の意味とは）；第２部　ロゴセラピーの実践（実存的空虚感；ロゴセラピーの技法；医療による精神的援助）；結論　意味の重要性

フランクル，ヴィクトール・エミール(フランクル，ヴィクトールエミール)
ウィーン大学医学部の神経学と精神医学の教授を務めた。また２５年間にわたってウィーン神経学ポリクリニック市立総合病院の部長職にあった。「ロゴセラピー（実存分析）」は「心理療法のウィーン第三学派」として知られるようになる。ハーバード大学、スタンフォード大学、ダラス大学、ピッツバーグ大学で客員教授として、さらにはカリフォルニア州サンディエゴにあるアメリカ合衆国国際大学のロゴセラピー特別教授とシて招聘された。１９０５年生まれ