内容紹介：日本仏教の最高峰が寄せた墨跡復興の祈り、生きる力に東日本大震災から５年を迎えた今、日本の主な仏教宗派のトップや名刹の住職ら112人が、復興への祈りを込めて、人生の行く手を照らし出す漢字一字を墨でしたためました。奈良の東大寺、薬師寺、比叡山延暦寺、弘法大師の金剛峯寺など、名だたる寺院の名僧による墨跡は見るだけで心洗われ、混迷の時代を生きぬく心の宝となるでしょう。お一人お一人の項目には、その字を解説した分かりやすい一口法話や寺院の案内が添えられていて、仏教の教えと歴史の理解が深まります。本書の売り上げの一部は東日本大震災の復興支援として寄付されます。
もくじ情報：一字とともに（華厳宗大本山東大寺（奈良市）管長　筒井／寛昭「笑」；天台宗総本山比叡山延暦寺（滋賀県大津市）天台座主　森川宏映「輝」　ほか）；奈良（法相宗大本山薬師寺（奈良市）管長　山田法胤「變」；法相宗大本山興福寺（奈良市）貫首　多川俊映「錯」　ほか）；京都　近畿・四国・九州（北法相宗大本山清水寺（京都市東山区）管長　森清範「観」；天台宗妙法院門跡（京都市東山区）門主　菅原信海「和」　ほか）；関東　東海・東北・北海道（天台宗大本山日光山輪王寺（栃木県日光市）門跡　小暮道樹「輪」；天台宗東北大本山中尊寺（岩手県平泉町）貫首　山田俊和「靈」　ほか）；北陸信越（天台宗大本山善光寺大勧進（長野市）貫主　小松玄澄「純」；浄土宗大本山善光寺大本願（長野市）法主　鷹司誓玉「寿」　ほか）