内容紹介：手づくりのプエブロ土器の製作を通して、部族の信条や文化を継承し、白人との交易を時代に見合った柔軟な形で続けることで、過酷な状況を生き抜いてきたプエブロ・インディアンの軌跡を、土器の変容を辿ることで明らかにする。
もくじ情報：序章；第１章　前史としての先史時代および歴史時代；第２章　交易商人の台頭―インディアン・キュリオの通信販売；第３章　鉄道開通と南西部観光；第４章　土器の品質改良運動とマーケットの創出；第５章　汎プエブロ文化の創出；第６章　革新的土器製作への動き―現代土器の先駆者たち；第７章　現代プエブロ土器の多様性―変容からの視点；終章

飯山　千枝子(イイヤマ　チエコ)
２０１５年立教大学大学院社会学研究科博士後期課程修了（社会学博士）。合衆国南西部アメリカ先住民の文化研究。現在、日本エッセイスト・クラブ勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）