|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ラ・ヴィルマルケ,テオドール・エルサール・ド(ラヴィルマルケ,テオドールエルサールド)
1815年、ブルターニュ地方の町カンペルレの貴族の家に生まれる。母親(通称プレシ=ニゾンの奥方)はこの地方の民間伝承の採集者として知られていた。大学入学資格試験に合格したのちパリに向かったが、そこで中世文学とブルトン語の研究に関心をもつ。1836年に古文書学校に入学したのち、この地方に伝わる古謡の採集を本格的に始めた。24歳のときにそれらをまとめた『ブルターニュ古謡集 バルザス=ブレイス』(1839)を発表、のちには数か国語に翻訳される。文献学者、民間伝承研究者としての活動を通してグリム兄弟をはじめ各国の研…( ) ラ・ヴィルマルケ,テオドール・エルサール・ド(ラヴィルマルケ,テオドールエルサールド)
1815年、ブルターニュ地方の町カンペルレの貴族の家に生まれる。母親(通称プレシ=ニゾンの奥方)はこの地方の民間伝承の採集者として知られていた。大学入学資格試験に合格したのちパリに向かったが、そこで中世文学とブルトン語の研究に関心をもつ。1836年に古文書学校に入学したのち、この地方に伝わる古謡の採集を本格的に始めた。24歳のときにそれらをまとめた『ブルターニュ古謡集 バルザス=ブレイス』(1839)を発表、のちには数か国語に翻訳される。文献学者、民間伝承研究者としての活動を通してグリム兄弟をはじめ各国の研究者たちと厚誼を結んだ。ブルターニュ地方の農業、歴史、考古学研究を促進すべく「新ブルターニュ協会」の会長を務め、レジオン・ドヌール勲章を受章し、1958年にはフランス学士院の「碑文・文芸アカデミー」の会員となる。その後、『バルザス=ブレイス』の真贋論争が起きたが沈黙を守り、1895年に故郷の町で亡くなった |
もくじ情報:序章―詩歌;第1章 神話・英雄・歴史の歌と物語詩(数え歌 あるいはドルイド僧と子ども―コルヌアイユ方言;グウェンフランの予言―コルヌアイユ方言;ナン殿と妖精―レオン方言 ほか);第2章 祝祭と恋愛の歌(婚礼の歌;六月の祭りの歌―コルヌアイユ方言;新しい…(続く)
もくじ情報:序章―詩歌;第1章 神話・英雄・歴史の歌と物語詩(数え歌 あるいはドルイド僧と子ども―コルヌアイユ方言;グウェンフランの予言―コルヌアイユ方言;ナン殿と妖精―レオン方言 ほか);第2章 祝祭と恋愛の歌(婚礼の歌;六月の祭りの歌―コルヌアイユ方言;新しい麦打ち場祭りの歌―オート=コルヌアイユ方言 ほか);第3章 伝説と宗教の歌(聖ロナンの伝説―コルヌアイユ方言;聖エフラムとアーサー王―トレギエ方言;アルモールの塔 あるいは聖アゼノール―コルヌアイユ方言 ほか);最終章