広告写真家・鈴木心がａｍａｎａ在籍時代からつけてきた、撮影ノート（ライティングや撮影状況のメモ）をベースに、独自の撮影論やライティング論を語る。本書は２０１７夏のコミケで販売した「撮影のしおり」を再構成、加筆したものです。

鈴木心が広告、雑誌で撮影してきた写真を、撮影記録ノートとともに紹介。現場で写真家は何を考えたか、そのライトは何を意味するのか。写真の「心」を知る新しい撮影技法書。
もくじ情報：鈴木心が撮ったももいろクローバーＺ　いつだって挑戦者；「一灯入魂」習作；「オールナイトロング」習作；「じねん光」ＮＨＫ出版『ＮＨＫ美の壺』全５０刊；「ブルーマーク」『旬がまるごと』表紙；「日中シンクロ条約」『コマーシャル・フォト』２００８年５月号表紙；「ワイワイワールド」ＪＲグループ横浜・神奈川デスティネーションキャンペーン／ハンティング・ワールド；「アイ・ラブ・アイ・ランプ」『ＧＩＮＧＥＲ』２００９年１２月号広末涼子さん；「まず、写真家は高いところに登れっ！」『ＢＲＵＴＵＳ』連載「クルマのある風景」；「アランとかわむらさん」習作〔ほか〕

鈴木　心(スズキ　シン)
１９８０年福島生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。広告、雑誌、書籍の写真や映画制作に携わる傍ら自身の作品制作と発表を継続している。同時に「人がより考えるための道具としての写真」をテーマにワークショップや小中高大学校での授業、１５，０００名以上の記念写真を撮影する鈴木心写真館の活動を行なっている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）