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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
費 孝通(ヒ コウツウ)
1910年、江蘇省に生まれる。1933年、北京の燕京大学で社会学を学んだ後、清華大学大学院に進学し、シロコゴロフの指導を受ける。1936年、ロンドン大学大学院に留学し、マリノフスキーのもとでPeasant Life in China(中国語訳は『江村経済』)を書きあげる。帰国後、雲南大学や、昆明に疎開していた西南聯合大学にて研究、教育活動に従事。1943年に米国訪問、46年に英国を再訪した後、北京に戻り清華大学教授となり、中華人民共和国成立後、自ら思想改造を行ない、民族識別工作などに従事するも、1957年の反右派闘争で右派とされ、1966年から始まった文化大革命でも迫…( ) 費 孝通(ヒ コウツウ)
1910年、江蘇省に生まれる。1933年、北京の燕京大学で社会学を学んだ後、清華大学大学院に進学し、シロコゴロフの指導を受ける。1936年、ロンドン大学大学院に留学し、マリノフスキーのもとでPeasant Life in China(中国語訳は『江村経済』)を書きあげる。帰国後、雲南大学や、昆明に疎開していた西南聯合大学にて研究、教育活動に従事。1943年に米国訪問、46年に英国を再訪した後、北京に戻り清華大学教授となり、中華人民共和国成立後、自ら思想改造を行ない、民族識別工作などに従事するも、1957年の反右派闘争で右派とされ、1966年から始まった文化大革命でも迫害を受け、長らく研究の中断を余儀なくされた。改革開放以降、名誉回復され、中国社会科学院社会学研究所長、北京大学社会学研究所長などを歴任、中国社会学会長に就任し、社会学・人類学の再建に尽力する。2005年、95歳でこの世を去る |
もくじ情報:「郷土社会」の本質;文字を農村へ;再び「文字を農村へ」を論ず;差序的な構造配置;個人間を繋ぐ道徳;家族;男女に別あり;礼治秩序;訴訟のない社会;無為政治;長老統治;血縁と地縁;名と実の分離;欲望から需要へ;後記
もくじ情報:「郷土社会」の本質;文字を農村へ;再び「文字を農村へ」を論ず;差序的な構造配置;個人間を繋ぐ道徳;家族;男女に別あり;礼治秩序;訴訟のない社会;無為政治;長老統治;血縁と地縁;名と実の分離;欲望から需要へ;後記