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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
小林 哲夫(コバヤシ テツオ)
教育ジャーナリスト。1994年より『大学ランキング』(朝日新聞出版)編集者。1960年神奈川県生まれ。教育、社会問題を総合誌などに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小林 哲夫(コバヤシ テツオ)
教育ジャーナリスト。1994年より『大学ランキング』(朝日新聞出版)編集者。1960年神奈川県生まれ。教育、社会問題を総合誌などに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日本のオリンピックの歴史は大学抜きには考えられない。戦前、オリンピックの精神として貫かれたアマチュアリズムに起因し、両者の親和性は極めて高い。実現には至らなかった1940年東京大会では、構想から大学が深く関わった。戦後、企業スポーツ隆盛の時代へと移ってもなお、大学生オリンピアンは不滅だ。1912年大会から2020年東京大会までを振り返り、両者の関係から浮かび上がる、大学の役割、オリンピックの意義を問う。
もくじ情報:二〇二〇年東京大会―一年延期を学生はどう受け止めたか;一九一二年大会~三六年大会―文武両道 戦前の学歴エリートたち;一九四〇年―「幻の東京五輪」の学徒動員;一九五二年大会~六〇年大会―慶應・東大ボート部栄光の軌跡;一九六四年大会~六八年大会―部の伝統ゆえ、オリンピックを辞退;一九六四年東京大会―オリンピック秘話1 学生通訳編;一九六四年東京大会―オリンピック秘話2 裏方学生編;一九五二年大会~七六年大会―転身いろいろ、競技も人生も大学名も;一九八〇年大会~二〇一六年大会―大学生オリンピアンは不滅なのか;一芸に秀でた新設校、マイナー競技強豪校;議論風発!教員たちのオリンピック学