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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
諸富 徹(モロトミ トオル)
1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。専門は財政学・環境経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 諸富 徹(モロトミ トオル)
1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。専門は財政学・環境経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
所得税のフラット化、法人税率の引き下げ、タックス・ヘイブン利用による租税回避…。GAFAはじめ巨大多国籍企業が台頭する中、複雑化し、苛烈を極める「租税競争」。その巧妙な仕組みを解き明かし、対抗手段としてEUなどの国際社会で模索が進む、旧来の国民国家税制と異なる新しい「課税主権」…(続く)
所得税のフラット化、法人税率の引き下げ、タックス・ヘイブン利用による租税回避…。GAFAはじめ巨大多国籍企業が台頭する中、複雑化し、苛烈を極める「租税競争」。その巧妙な仕組みを解き明かし、対抗手段としてEUなどの国際社会で模索が進む、旧来の国民国家税制と異なる新しい「課税主権」の在り方を展望する。
もくじ情報:第1章 資本主義とともに変わりゆく税制;第2章 グローバル化と国民国家の相克;第3章 立ちはだかる多国籍企業の壁;第4章 デジタル課税の波;第5章 新たな国際課税ルールの模索;第6章 ネットワーク型課税権力の誕生;第7章 ポスト・コロナの時代のグローバル・タックス;終章 租税民主主義を問う