|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
相馬 直子(ソウマ ナオコ)
1973年生まれ。横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授。子どもや女性が自由に生きられる社会の条件や道筋について、家族政策の比較研究から考えている 相馬 直子(ソウマ ナオコ)
1973年生まれ。横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授。子どもや女性が自由に生きられる社会の条件や道筋について、家族政策の比較研究から考えている |
親の介護と子どもの育児、ひとりでできますか?ダブルケアは気づかないうちに始まり、仕事、家庭に大きな影響を及ぼす。退職や経済的な困窮、家族関係の変化…。ダブルケア家庭の実態を中心に、今まで光を当てられてこなかった「ケア労働」のリアルをあきらかにし、官民の制度、試みなどから、対応策を考える希望に満ちた1冊。
もくじ情報:第1章 ダブルケアのリアル(「突然」はじまるダブルケア;ダブルケアが人生にもたらす小さくない影響 ほか);第2章 ダブルケアをとりまく「文学」と「制度」(介護文学からダブルケア文学へ;嫁介護―介護サービスの黎明期 ほか);第3章 ダブルケアを読み解く(ダブルケアを困難にする社会構造;誰が介護をするのかという「新しい」問題 ほか);第4章 広がるダブルケアネットワーク(ダブルケア研究のはじまり;横浜のNPO、行政との連携―第1ステージ調査 ほか);第5章 ダブルケア視点で社会設計を(ダブルケアの認知を広げよう;身近な支援者が声をあげよう ほか)