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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
安房 直子(アワ ナオコ)
1943年東京に生まれる。日本女子大学国文科卒業。在学時代から児童文学作品を発表し、やさしさあふれるファンタジーを書きつづけた。『風と木の歌』(実業之日本社)で小学館文学賞、『遠い野ばらの村』(筑摩書房)で野間児童文芸賞、『風のローラースケート』(筑摩書房)で新美南吉児童文学賞を受賞。1993年没 安房 直子(アワ ナオコ)
1943年東京に生まれる。日本女子大学国文科卒業。在学時代から児童文学作品を発表し、やさしさあふれるファンタジーを書きつづけた。『風と木の歌』(実業之日本社)で小学館文学賞、『遠い野ばらの村』(筑摩書房)で野間児童文芸賞、『風のローラースケート』(筑摩書房)で新美南吉児童文学賞を受賞。1993年没 |
うら通りに、小さいかさやがありました。ほそいほそい雨のふる日、かさやは小さい女の子が、かきねにもたれて、ぽつんとたっているのをみつけました。女の子は、かさもささずに、とおくをみていました。
うら通りに、小さいかさやがありました。ほそいほそい雨のふる日、かさやは小さい女の子が、かきねにもたれて、ぽつんとたっているのをみつけました。女の子は、かさもささずに、とおくをみていました。