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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
楊 際開(ヤン チーカイ)
1957年中国・上海生まれ。1993年東京大学総合文化研究科国際関係論専攻、博士課程単位取得退学。杭州大学日本文化研究所、杭州師範大学、国際日本文化研究センター客員研究員、目白大学外国客員研究員などを経て、現在、学習院大学東洋文化研究所客員研究員 楊 際開(ヤン チーカイ)
1957年中国・上海生まれ。1993年東京大学総合文化研究科国際関係論専攻、博士課程単位取得退学。杭州大学日本文化研究所、杭州師範大学、国際日本文化研究センター客員研究員、目白大学外国客員研究員などを経て、現在、学習院大学東洋文化研究所客員研究員 |
もくじ情報:第1部 前史としての徳川日本(幕末・維新期の「尊王思想」―その歴史的起源;なぜ日本は「帝国」なのか―幕末日本を出発点に;頼山陽の「利」の観念―道徳の功利的形成;斎藤拙堂による清朝経世思想の受容―吉田松陰…(続く)
もくじ情報:第1部 前史としての徳川日本(幕末・維新期の「尊王思想」―その歴史的起源;なぜ日本は「帝国」なのか―幕末日本を出発点に;頼山陽の「利」の観念―道徳の功利的形成;斎藤拙堂による清朝経世思想の受容―吉田松陰の政治思想の源流を探る;久坂玄瑞と陽明学―「鍛錬心術脱離生死」のため学ぶ;加藤弘之の「鄰艸」―何のための「公会」か);第2部 明治日本と辛亥革命(国体、神道と近代日本の国家権力―「カミ」という視点から;外山正一による「社会学」の導入―近代東アジアにおける思想の資源として;日清戦争と東洋文明回復論―もう一つの義戦論;梁啓超と近代中国の「革命」;清末変法志士の維新観―「任侠」を中心に;清末革命派知識人の修身・倫理教科書と明治日本―蔡元培・劉師培と井上哲次郎を中心に;章炳麟の陽明学思想―日中近代における儒学思想の意義;章炳麟の革命思想―明治国家への対応);第3部 近代中国の国家建設と日本(日本のアジア主義と中国革命―近代化におけるナショナリズムとアジア主義;汪精衛の日本留学と陽明学―その活動の背景;北一輝と中国革命―近代への模索;『華国月刊』に見る司法ナショナリズム―中華民国法のあるべき姿とは;蒋介石の明治維新論―「天は自ら助けるものを助く」;清末民国知識人に見る「文化革命像」―そのスペクトル;現代中国における「革命」と「伝統」―「文化大革命」と柳宗元;李白・杜甫)