内容紹介：Ｇｏｏｇｌｅ、　Ｆａｃｅｂｏｏｋ　の　ＡＩ　研究　者たち。その探求にかける信念と情熱のヒューマンドラマ　。１９５８年に生まれた古い概念である人工知能　ＡＩ　。誰もがその可能性を信じることのなかった冬の時代を経て実用化に至る現在までを　、　主要な研究者たちを中心に描いたノンフィクション　。　著者が　『　Ｗｉｒｅｄ　』　と　『　ニューヨークタイムズ　』　の記者として　５００　人以上に行った取材内容をもとに克明に綴る　。持病のため７　年間座ったことのない　ＡＩ　学習システムの創始者：ジェフリー　・　ヒントン　。世界一有名な　ＡＩ　研究所を創設したチェスとゲームの天才：デミス　・　ハサビスほか個性的な研究者たちが　、　ラリー　・　ペイジ　、　イーロン　・　マスク　、　マーク　・　ザッカーバーグなどテック業界の大物たちを巻き込み　、　ＡＩ　を無限の未来を創造するアイデアへと進化させていく自動運転車、　ロボットの代替による雇用問題　、　医療の機械化　、そして戦争と監視の自動化も含めた技術が急激に発達していく未来を　、　彼らのドラマを追うことで知ることができる　。
もくじ情報：第１部　新しいタイプの機械（起源―「海軍がつくった考えるフランケンシュタイン」；約束―「古いアイデアは新しい」　ほか）；第２部　知能は誰のもの？（対抗意識―「ハロー。フェイスブックのマークだ」；誇大広告―「成功は保証されている」　ほか）；第３部　混乱（欺瞞―「ああ、本当に、写真のように本物そっくりの顔がつくれるんだ」；傲慢―「私はスピーチをしたときに、中国勢が迫っていることを知った」　ほか）；第４部　人間は過小評価されている（公開討論―「この急速な進化がどれだけ長くつづいても、ゲイリーはそれが終わろうとしていると主張するだろう」；自動化―「部屋がとんでもない状態に見えたとしたら、私たちがいい方向に向かっている証拠だった」　ほか）

メッツ，ケイド(メッツ，ケイド)
『ニューヨーク・タイムズ』のテクノロジー記者で、人工知能、自動運転車、ロボット、仮想現実、量子計算、そのほかの新興分野を担当。前職は、雑誌『ワイアード』の編集委員。『ＧＥＮＩＵＳ　ＭＡＫＥＲＳ―Ｇｏｏｇｌｅ、Ｆａｃｅｂｏｏｋ、そして世界にＡＩをもたらした信念と情熱の物語』がデビュー作となる