内容紹介：DX先進国・中国でいま起こっていることは、世界中に拡大する！デジタルの浸透により、ビジネスの様々なレイヤーで変革が起きつつある。そのダイナミックな動きが、現在世界で最も進行しているのが、中国である。14億人という巨大人口を背景に、最新デジタルテクノロジーを駆使した最新マーケティング施策のまさに実験場というべき現状が起こっている。そして、その一部はすでに世界各国に波及し、新時代のマーケティング施策は中国に学ぶ時代がもう来ているとも言える。 本書は、電通中国法人でこのダイナミックな動きを目撃・実践している著者による、マーケティングの未来像と日本企業への示唆を与えるものである。
アフターＤＸ時代は、人々の欲望を支配した者が勝者となる！インターネットユーザー１０億人！ライブコマース／生鮮ＥＣ／無人コンビニ／ＫＯＬ／ＭＣＮ／Ｄ２Ｃ／Ｃ２Ｍ「超高速社会実験場・中国」に見るマーケティング新常識を中国在住の著者が徹底解説。
もくじ情報：はじめに―ＤＸなき国から学ぶ；第１章　ＥＣ：「情報の時代」における価値の転換；第２章　店舗：ＥＣと共存するのか、競争か；第３章　ＫＯＬ：１，０００万人インフルエンサーが狙う巨大消費市場；第４章　ＭＣＮ：ＥＣ関与で地位を高める新世代芸能事務所；第５章　メーカー：価値を生み出す新時代のモノづくり；おわりに―「集中」の引力に負けない個を築く

藤井　直毅(フジイ　ナオキ)
電通マクギャリーボウエン・チャイナＧｒｏｕｐ　Ａｃｃｏｕｎｔ　Ｄｉｒｅｃｔｏｒ。早稲田大学在学中から欧米系ＰＲ会社に勤務。投資ファンドから消費財まで幅広いクライアントに対する広報コンサルティングを中心としたコミュニケーション＆マーケティング支援に携わる。クラシック音楽事務所にて海外市場を含む新ビジネス開拓、ファンドレイズなどに携わった後、広告業界へ。ＰＲとデジタルを出発としながらマス広告や事業開発の経験も持つ統合型のマーケッター／プランナーとして、メディアや人々のインサイトを捉えた「拡がる」キャンペーン・ビジネスを様々な立場で仕掛けてきた。近年は中国現地でのマーケティング支援に注力しており、２０２１年より二度目の中国生活として北京に居を移す（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）