内容紹介：本書は三間飛車穴熊の指し方を解説した戦術書です。以前は居飛車が急戦を採用することが多く、三間飛車穴熊は下火になっていました。しかし近年、持久戦模様の将棋が増え、徐々に三間飛車穴熊が見直されつつあります。「三間飛車穴熊は金銀の配列が重要」。著者の小倉七段はそう言います。特に▲５七銀型と▲６七銀型の違いについて追求しました。相手の形によって変化する、繊細な三間飛車穴熊をぜひ味わってください。
急戦、相振りにも対応！研究と経験をこの一冊に！豪快な捌きの感覚を身につけよう。
もくじ情報：序章　三間飛車穴熊の概要（先手５七銀型穴熊；先手６七銀型穴熊）；第１章　相穴熊（先手５七銀型相穴熊；先手６七銀型相穴熊）；第２章　三間飛車穴熊対左美濃（先手５七銀型穴熊；先手６七銀型穴熊　ほか）；第３章　三間飛車穴熊対急戦；第４章　相振り三間飛車穴熊

小倉　久史(オグラ　ヒサシ)
１９６８年５月１５日生まれ。８２年１２月、６級で中原誠十六世名人門。８８年１０月四段、０５年１０月七段。三間飛車や四間飛車はもちろん、中飛車から向かい飛車まで指しこなすオールラウンドな振り飛車党（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）