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出版社名:新曜社
出版年月:2021年12月
ISBN:978-4-7885-1749-3
267P 20cm
声の文学 出来事から人間の言葉へ
西成彦/著
組合員価格 税込 2,376
(通常価格 税込 2,640円)
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内容紹介・もくじなど
ヒミツはいつ、誰の前で言葉にされるのか。水俣病、戦時性暴力、レイシズム、ジェノサイド―理不尽な暴力にさらされた周縁的な存在たちひとりひとりからこぼれでる抵抗の声は、いかにして社会へと開かれ、それを聴き取る者、それもまたひとりひとりであるわれわれを「社会的な力」へと変容させる「文学」たり得るのか。
もくじ情報:1 「海洋文学」から「海の文学」へ(我が耳はみ墨の坩;その死が犬死ではなく ほか);2 日本のヒミツにふれる(飛んでゆこうかい、舟で;ふつうの家庭の夫婦の間にだっていくらもある ほか);3 文学とオーラル・ヒストリー(軍艦島をアウシュヴィッツのように;はたらけば自由に ほか);4 ジェノサ…(続く
ヒミツはいつ、誰の前で言葉にされるのか。水俣病、戦時性暴力、レイシズム、ジェノサイド―理不尽な暴力にさらされた周縁的な存在たちひとりひとりからこぼれでる抵抗の声は、いかにして社会へと開かれ、それを聴き取る者、それもまたひとりひとりであるわれわれを「社会的な力」へと変容させる「文学」たり得るのか。
もくじ情報:1 「海洋文学」から「海の文学」へ(我が耳はみ墨の坩;その死が犬死ではなく ほか);2 日本のヒミツにふれる(飛んでゆこうかい、舟で;ふつうの家庭の夫婦の間にだっていくらもある ほか);3 文学とオーラル・ヒストリー(軍艦島をアウシュヴィッツのように;はたらけば自由に ほか);4 ジェノサイド縦横(三分の一を追放、三分の一を抹殺、三分の一を強制改宗;殺される前にあらかじめ害虫のレッテルを ほか);5 戦時性暴力とミソジニー(僕は今一つの肉を要求する;女性たちが売られていく状況をただ見ているしかなかった ほか)
著者プロフィール
西 成彦(ニシ マサヒコ)
1955年岡山県生まれ。兵庫県出身。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化博士課程中退。熊本大学助教授、立命館大学文学部教授を経て、同大学院先端総合学術研究科特任教授。日本比較文学会会長(2019年まで)。専攻はポーランド文学、比較文学。著書に『ラフカディオ・ハーンの耳』(熊日文学賞、岩波書店、1993/岩波同時代ライブラリー、1998)、『森のゲリラ 宮澤賢治』(日本比較文学会賞、岩波書店、1997/平凡社ライブラリー、2004)、『耳の悦楽―ラフカディオ・ハーンと女たち』(芸術選奨新人賞、紀伊國屋書店、2004)、『外地巡礼―「越境的」日本語文学論』(読売…(続く
西 成彦(ニシ マサヒコ)
1955年岡山県生まれ。兵庫県出身。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化博士課程中退。熊本大学助教授、立命館大学文学部教授を経て、同大学院先端総合学術研究科特任教授。日本比較文学会会長(2019年まで)。専攻はポーランド文学、比較文学。著書に『ラフカディオ・ハーンの耳』(熊日文学賞、岩波書店、1993/岩波同時代ライブラリー、1998)、『森のゲリラ 宮澤賢治』(日本比較文学会賞、岩波書店、1997/平凡社ライブラリー、2004)、『耳の悦楽―ラフカディオ・ハーンと女たち』(芸術選奨新人賞、紀伊國屋書店、2004)、『外地巡礼―「越境的」日本語文学論』(読売文学賞、みすず書房、2018)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)