内容紹介：介護福祉施設で謎の感染が発生し、心臓麻痺で複数人が死亡。全員が、悪夢による不眠を訴えていた。そして、調査に赴いたフロイト自身が悪夢に感染。フロイトは両親を殺した悪夢の正体を突き止めることができるのか。
元“夢売り”の姫香はメンバーに馴染み、スポンサー企業の令嬢の翠も加わり夢科学研究所はかつてなく賑やかだ。そんな折、介護福祉施設で謎の感染が起き、死者が続出。悪夢と不眠を訴えていた彼らは、「次はおまえだ」と叫びながら人に襲いかかっていた。そして、施設へ調査に赴いたフロイトが悪夢に感染する。自身が被験者となった実験で脳波から浮かび上がるのは世にもおぞましい“顔”だった。フロイトは、両親を殺し、祖父が生涯をかけて探し求めていた悪夢の正体を突き止めることができるのか。夢の中でかつてないバトルが繰り広げられる、シリーズ完結編！！

内藤　了(ナイトウ　リョウ)
長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。２０１４年に『ＯＮ』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー。『猟奇犯罪捜査班　藤堂比奈子』シリーズはドラマ化され、九十万部を突破する人気作に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）