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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ラファティ,R.A.(ラファティ,R.A.)
1914年米国アイオワ州生まれ。電気技師を経て、1959年、44歳のときにデビュー。ユーモアと幻想の入り混じった不思議な短篇で注目を集める。1968年にはじめて長篇を発表。1972年には短篇「素顔のユリーマ」でヒューゴー賞を受賞した。2002年死去 ラファティ,R.A.(ラファティ,R.A.)
1914年米国アイオワ州生まれ。電気技師を経て、1959年、44歳のときにデビュー。ユーモアと幻想の入り混じった不思議な短篇で注目を集める。1968年にはじめて長篇を発表。1972年には短篇「素顔のユリーマ」でヒューゴー賞を受賞した。2002年死去 |
爺さん犬のシェップがとうもろこし倉に近づかないのは、あそこで幽霊を見たことがあるからだよ―アメリカの片田舎にある農村でまことしやかに語られる幽霊譚を少年ふたりがたしかめようとする表題作、川窪に住む謎の存在“せっかちのっそり”が田舎町の高校のフットボール・チームに入ったことから起こる凄惨な事件の顛末を描いた「チョスキー・ボトム騒動」、“奇妙な魚”と…(続く)
爺さん犬のシェップがとうもろこし倉に近づかないのは、あそこで幽霊を見たことがあるからだよ―アメリカの片田舎にある農村でまことしやかに語られる幽霊譚を少年ふたりがたしかめようとする表題作、川窪に住む謎の存在“せっかちのっそり”が田舎町の高校のフットボール・チームに入ったことから起こる凄惨な事件の顛末を描いた「チョスキー・ボトム騒動」、“奇妙な魚”と呼ばれる亜人類の母子の旅路を寓話的に描ききる著者渾身の中篇「さあ、恐れなく炎の中へ歩み入ろう」など、奇妙で不思議な全9篇を収録。全篇初邦訳、奇想の王たるラファティが贈るとっておきの伝奇集。