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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
吉村 昭(ヨシムラ アキラ)
1927年、東京生まれ。学習院大学中退。66年「星への旅」で太宰治賞を受賞。同年「戦艦武蔵」で脚光を浴び、以降「零式戦闘機」「陸奥爆沈」「総員起シ」等を次々に発表。73年これら一連の作品の業績により菊池寛賞を受賞する。他に「ふぉん・しいほるとの娘」で吉川英治文学賞(79年)、「破獄」により読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞(85年)、「冷い夏、熱い夏」で毎日芸術賞(85年)、さらに87年日本芸術院賞、94年には「天狗争乱」で大佛次郎賞をそれぞれ受賞。2006年7月31日永眠。2017年3月、東京・荒川区の「ゆいの森あらかわ」内に、「吉村昭記念文学館」が開館(本データは…( ) 吉村 昭(ヨシムラ アキラ)
1927年、東京生まれ。学習院大学中退。66年「星への旅」で太宰治賞を受賞。同年「戦艦武蔵」で脚光を浴び、以降「零式戦闘機」「陸奥爆沈」「総員起シ」等を次々に発表。73年これら一連の作品の業績により菊池寛賞を受賞する。他に「ふぉん・しいほるとの娘」で吉川英治文学賞(79年)、「破獄」により読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞(85年)、「冷い夏、熱い夏」で毎日芸術賞(85年)、さらに87年日本芸術院賞、94年には「天狗争乱」で大佛次郎賞をそれぞれ受賞。2006年7月31日永眠。2017年3月、東京・荒川区の「ゆいの森あらかわ」内に、「吉村昭記念文学館」が開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
明治2年3月25日の夜明け、宮古湾に碇泊している新政府軍の艦隊を、旧幕府軍の軍艦「回天」が襲った―。箱館に立てこもった榎本武揚たちは、次第に追い詰められていく状況を打開しようと、大胆な奇襲に賭けたのだった。徹底した事実主義に基づき、海戦の実相を眼前に見ているように描いた会心の歴史小説。