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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
淺羽 茂(アサバ シゲル)
早稲田大学大学院経営管理研究科教授。1985年東京大学経済学部卒業、93年東京大学より博士(経済学)を取得、99年米国UCLAよりPh.D.in managementを取得。学習院大学経済学部教授を経て、2013年より早稲田大学大学院商学研究科教授、16年より現職。経営戦略、産業組織が専門。企業間の競争と協力、コーポレート・ガバナンス、ビジネスモデルなどを研究している。主著は『競争と協力の戦略』(有斐閣1995年、組織学会高宮賞受賞)など 淺羽 茂(アサバ シゲル)
早稲田大学大学院経営管理研究科教授。1985年東京大学経済学部卒業、93年東京大学より博士(経済学)を取得、99年米国UCLAよりPh.D.in managementを取得。学習院大学経済学部教授を経て、2013年より早稲田大学大学院商学研究科教授、16年より現職。経営戦略、産業組織が専門。企業間の競争と協力、コーポレート・ガバナンス、ビジネスモデルなどを研究している。主著は『競争と協力の戦略』(有斐閣1995年、組織学会高宮賞受賞)など |
本当に時代遅れなのか?戦略・行動を実証的に分析。世界的にファミリー企業は、すべての企業のなかの極めて大きな比率を示している。このプレゼンスの大きさは、ファミリー企業が時代遅れではなく、環境変化にうまく適応してきたことを物語っている。企業がいかに環境変化を乗り越え、長期に存続・成長できるのかを考えるために、ファミリー企業の研究は重要なのだ。本書は、ファミリー企業の行動・戦略の特徴を実証的に解明するもの。それがどのようなファミリー企業にいかなる優位性、課題をもたらすのかを明らかにし、日本企業にとってのインプリケーションも議論する。
もくじ情報:序章 ファミリー企業を研究する意味;第1章 ファミリー企業の理論;第2章 ファミリー企業は好業績なのか?;第3章 ファミリー企業は「我慢強い」のか?:電気機器・部品産業の設備投資に関する研究;第4章 ファミリー企業はパワー・ヒッターかコンタクト・ヒッターか?:医薬品産業の研究開発に関する研究;第5章 ファミリー企業は新しもの好きか、古いものを大切にするのか?:製薬業界と製菓業界における新製品戦略;第6章 ファミリー企業は内弁慶か?:海外進出、撤退の研究;第7章 ファミリー企業は企業変革できるのか?;終章 まとめと含意