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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
上林 曉(カンバヤシ アカツキ)
1902年、高知県生まれ。本名・徳廣巖城。東京帝国大学文学部英文科卒。改造社の編集者を経て、作家の道に進む。精神を病んだ妻との日々を描いた『明月記』、『聖ヨハネ病院にて』、脳溢血によって半身不随となった後に発表した『白い屋形船』(読売文学賞受賞)、『ブロンズの首』(川端康成文学賞受賞)など、長きにわたって優れた私小説を書き続けた。80年死去 上林 曉(カンバヤシ アカツキ)
1902年、高知県生まれ。本名・徳廣巖城。東京帝国大学文学部英文科卒。改造社の編集者を経て、作家の道に進む。精神を病んだ妻との日々を描いた『明月記』、『聖ヨハネ病院にて』、脳溢血によって半身不随となった後に発表した『白い屋形船』(読売文学賞受賞)、『ブロンズの首』(川端康成文学賞受賞)など、長きにわたって優れた私小説を書き続けた。80年死去 |
「昔は僕も新刊書の匂いが好きであったが、この頃は古本の匂いがずっと好きになった」。文章、本(古本)、旅、酒、そして人…。私小説作家・上林曉の魅力が伝わる題材に寄せて、全生涯にわたる名文を精選。愛書家の心に染み入る随筆業。
もくじ情報:文(文学の二十年;私の小説勉強;嘉村礒多の葉書;僕の文学開眼;武蔵野文章;まともな文章;私小説十年;本気の勉強;作家の心);本(荻窪の古本市;ブランデン氏の記念品;大正の本;古本漁り;本道楽;故郷の本箱;座右の書;…(続く)
「昔は僕も新刊書の匂いが好きであったが、この頃は古本の匂いがずっと好きになった」。文章、本(古本)、旅、酒、そして人…。私小説作家・上林曉の魅力が伝わる題材に寄せて、全生涯にわたる名文を精選。愛書家の心に染み入る随筆業。
もくじ情報:文(文学の二十年;私の小説勉強;嘉村礒多の葉書;僕の文学開眼;武蔵野文章;まともな文章;私小説十年;本気の勉強;作家の心);本(荻窪の古本市;ブランデン氏の記念品;大正の本;古本漁り;本道楽;故郷の本箱;座右の書;「神曲」が三冊揃う話;全集について;なつかしき思い出の本;「薔薇盗人」について);旅(金桁鉱泉と奴留湯;法隆寺の敬礼 ほか);酒(古木さん;我が交遊記 ほか);人(酒匂郁也君を憶う;署名帖 ほか)