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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
吉岡 道夫(ヨシオカ ミチオ)
1933年、奈良県生まれ。シナリオライターを経て、ミステリー『メビウスの魔魚』で鮮烈にデビュー。以後、ミステリー、サスペンスから歴史小説まで幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 吉岡 道夫(ヨシオカ ミチオ)
1933年、奈良県生まれ。シナリオライターを経て、ミステリー『メビウスの魔魚』で鮮烈にデビュー。以後、ミステリー、サスペンスから歴史小説まで幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
御定法破りの咎によって、江戸払いとなっていた神谷平蔵。公儀目付である兄・忠…(続く)
御定法破りの咎によって、江戸払いとなっていた神谷平蔵。公儀目付である兄・忠利の許しを得て久方ぶりに江戸へと舞い戻ってきた平蔵は、九十九の郷土の娘・波津を新妻として伴っていた。神田竪大工町の棟割り長屋に住むことになった平蔵たちだったが、その矢先、大火に襲われ焼け出されてしまう。波乱の幕開きとなった新婚暮らしに途方に暮れる平蔵。だがそんな平蔵に、忠利はある人物の「陰守」を申しつけた。焼け出されの平蔵は、破格の手当を示されてやむなく大役を引き受けるが、その警護の相手とは次期将軍と目される御三家の大物だった…。