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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
千葉 雅也(チバ マサヤ)
1978(昭和53)年栃木県生れ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。2019(令和元)年、『デッドライン』で野間文芸新人賞、’21年「マジックミラー」で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 千葉 雅也(チバ マサヤ)
1978(昭和53)年栃木県生れ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。2019(令和元)年、『デッドライン』で野間文芸新人賞、’21年「マジックミラー」で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
2001年の春、僕は大学院に進んだ。専門はフランス現代思想。友人の映画制作を手伝い、親友と深夜にドライブし、行きずりの男たちと関係を持つ日々を送りながら、修士論文の執筆が始まる。テーマはドゥルーズ―世界は…(続く)
2001年の春、僕は大学院に進んだ。専門はフランス現代思想。友人の映画制作を手伝い、親友と深夜にドライブし、行きずりの男たちと関係を持つ日々を送りながら、修士論文の執筆が始まる。テーマはドゥルーズ―世界は差異からできていると唱えた哲学者だ。だが、途中までしか書けないまま修論の締め切りはどんどん迫り…。気鋭の哲学者が描く青春小説。芥川賞候補、野間文芸新人賞受賞作。