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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
峯村 健司(ミネムラ ケンジ)
1974年生まれ。青山学院大学客員教授。北海道大学公共政策学研究センター上席研究員。ジャーナリスト。青山学院大学国際政治経済学部卒業。朝日新聞で北京・ワシントン特派員、ハーバード大学フェアバンクセンター中国研究所客員研究員などを歴任。「LINEの個人情報管理問題のスクープと関連報道」で2021年度新聞協会賞受賞。2010年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞 峯村 健司(ミネムラ ケンジ)
1974年生まれ。青山学院大学客員教授。北海道大学公共政策学研究センター上席研究員。ジャーナリスト。青山学院大学国際政治経済学部卒業。朝日新聞で北京・ワシントン特派員、ハーバード大学フェアバンクセンター中国研究所客員研究員などを歴任。「LINEの個人情報管理問題のスクープと関連報道」で2021年度新聞協会賞受賞。2010年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞 |
2010年代後半以降、米中対立が激化するなか、2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻。世界情勢はます…(続く)
2010年代後半以降、米中対立が激化するなか、2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻。世界情勢はますます混迷を極めている。プーチン大統領はロシア帝国の復活を掲げて侵攻を正当化し、習近平国家主席も「中国の夢」を掲げ、かつての帝国を取り戻すように軍事・経済両面で拡大を図っている。世界は、国家が力を剥き出しにして争う19世起的帝国主義に回帰するのか?台湾有事は起こるのか?米中関係に精通するジャーナリストが、国際政治のエキスパート5人と激論を戦わせ、これからの世界の勢力図を描き出す。
もくじ情報:第1章 プーチンの戦争・習近平の夢(ロシアを勝たせてはいけない;19世紀的「ネオ近代」の到来);第2章 武器を使わない戦争(経済制裁の本当の効果;「同盟」が重視される時代へ);第3章 苦境に立つアメリカ(米中対立激化の背後で何が起きていたか;台湾有事、そのときアメリカは);第4章 台湾有事のリスクとシナリオ(ロシア・ウクライナ戦争から得るべき教訓;体制間の生き残りをかけた競争);第5章 パワーポリティクスに回帰する世界(日米欧の中で唯一、ロシアと緊張状態にあったイギリス;中国・ロシアの脅威を明確に示したNATOサミット ほか)