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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
免条 剛(メンジョウ ゴウ)
1950年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1973年、新潮社入社。月刊「小説新潮」元編集長。2014年から19年まで京都造形芸術大学文芸表現学科教授。19年より「京都文学賞」選考委員。校條剛名義の著作のうち、『ぬけられますか―私漫画家滝田ゆう』で大衆文学研究賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 免条 剛(メンジョウ ゴウ)
1950年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1973年、新潮社入社。月刊「小説新潮」元編集長。2014年から19年まで京都造形芸術大学文芸表現学科教授。19年より「京都文学賞」選考委員。校條剛名義の著作のうち、『ぬけられますか―私漫画家滝田ゆう』で大衆文学研究賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
突然死した藤堂理沙の死因の調査をしてほしい―。依頼を受けた高円寺の私立探偵・常念勝は、理沙の親友である麻川マリから、理沙が小説教室で提出した作品『失踪』を渡される。誘拐された子どもが生みの親を訪ねるという内容は、かつて自分を「さらわれた子ども」と語っていた理沙そのもの。常念とマリは、理沙の執筆の足跡をたどり、神戸、京都、大阪へと飛ぶ。いないはずの弟、消えたパソコン、二人を襲う暴力…。複雑に絡まり合う謎と、輪郭をなくしていく理沙の正体。常念は理沙の遺したフィクションの迷宮にはまっていく…。