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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
五十嵐 太郎(イガラシ タロウ)
1967年、フランス・パリ生まれ。東京大学工学系大学院建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。専攻は建築史。現在、東北大学大学院研究科教授。2008年ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミショナーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 五十嵐 太郎(イガラシ タロウ)
1967年、フランス・パリ生まれ。東京大学工学系大学院建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。専攻は建築史。現在、東北大学大学院研究科教授。2008年ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミショナーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
東大寺や法隆寺だけが美しい宗教建築ではない。著名建築家の作品だけが、先進的な現代建築ではない―。新宗教の巨大で絢爛たる建築が、なぜ信仰の堕落・虚偽の教えの象徴とされるのか。近代国家イデオ…(続く)
東大寺や法隆寺だけが美しい宗教建築ではない。著名建築家の作品だけが、先進的な現代建築ではない―。新宗教の巨大で絢爛たる建築が、なぜ信仰の堕落・虚偽の教えの象徴とされるのか。近代国家イデオロギー、天皇制、さらにマスコミが増長させた偏見によって、教団と建築は徹底して弾圧を受け続けた。建築批評の気鋭が読み解く、新宗教建築に投影された「日本近代」の夢と信仰の空間。大幅に増補された決定版。
もくじ情報:第1部 新宗教と巨大建築(天理教の建築と都市;金光教と大本教;戦後の新宗教空間);第2部 近代の神々と建築(日本の近代宗教と建築;海外の近代宗教と建築;ポストオウムの宗教建築)