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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ブラムバッティ,マヌエーラ(ブラムバッティ,マヌエーラ)
マヌエーラは2年間のファッションデザイン課程を修了したのち、1977年にジョルジオ・コレッジャーリのスタイルオフィスでファッション界に入りました。クリツィアやジャン・マルコ・ベンチューリらさまざまなデザイナーとコラボレーションを行い、『イル・ジョルナーレ・テッシーレ(Il Giornale Tessile)』や『エル・フランス』などの雑誌ではイラストレーターとしての経験を積みました。キャリアのうえで最も決定的な出来事となったのが、1981年にジャンニ・ヴェルサーチとの出会いでした。ヴェルサーチの専属となり、レディースのプレタポルテ・コレ…( ) ブラムバッティ,マヌエーラ(ブラムバッティ,マヌエーラ)
マヌエーラは2年間のファッションデザイン課程を修了したのち、1977年にジョルジオ・コレッジャーリのスタイルオフィスでファッション界に入りました。クリツィアやジャン・マルコ・ベンチューリらさまざまなデザイナーとコラボレーションを行い、『イル・ジョルナーレ・テッシーレ(Il Giornale Tessile)』や『エル・フランス』などの雑誌ではイラストレーターとしての経験を積みました。キャリアのうえで最も決定的な出来事となったのが、1981年にジャンニ・ヴェルサーチとの出会いでした。ヴェルサーチの専属となり、レディースのプレタポルテ・コレクションのほか、舞台衣裳、アクセサリー、オートクチュール、ホームコレクションに関わり、デザイン画やイラストを手掛けました。現在は、フリーランスで、イラストレーター、アーティストとしても活躍しながら、ファッションとデザインの両業界でクリエイティブな才能を発揮しています。2011年には、ミラノでジャンニ・ヴェルサーチに捧げる個展を手掛け、「ジャンニと一緒に見た夢、彼の思い出へのオマージュ」を表現しました。また、2011年には「ファッションの劇場(Il Teatro alla Moda)」展に参加しました。同展覧会は、ブレーシャのマッツケッリ美術館とミラノの衣装ファッション美術館を巡回しました。2015年にはコモで、ヴェルサーチのスタッフチームの元同僚であるウォルター・ラディスラオとブルーノ・ジアネシとともに、デザインの進展をたどって一連の作品を展示しました |
本書は、靴、バッグ、帽子、ベルト、手袋、メガネといった、ファッション小物のデザインを学ぶ上で欠かせない知識をまとめた一冊です。靴であれば「ハイヒール」「ブーツ」「サンダル」バッグであれば「ボストンバッグ」「パーキン」と作品のタイプごとに、その形が誕生した歴史をひもときながら様々なデザイン案を提示します。マーカーや色鉛筆を使ったイラストレーションの手法についても必要に応じて解説していますので、実践でもたいへん役立ちます。後半では、素材別の表現方法のほか、クリエイティブな発想を生み出すための資料とアドバイスも掲載しました。本書は、現場で活躍する二人のデザイナーの共著です。彼らの描く図版と作品をふんだんに掲載しましたので、デザインを学ぶ学生をはじめとする、クリエイティブな作品を生み出すすべての人たちに役立つ内容となっています。
もくじ情報:1章 靴;2章 バッグ;3章 ベルト;4章 帽子;5章 手袋とメガネ;6章 素材と質感;7章 作品の形とデザイン―着想を得るために;8章 作品の形とデザイン―デザインを転換させる;9章 ファッションアクセサリーの近代史