|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
遠田 潤子(トオダ ジュンコ)
1966(昭和41)年、大阪生れ。関西大学文学部独逸文学科卒業。2009(平成21)年『月桃夜』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。『雪の鉄樹』が「本の雑誌が選ぶ2016年度文庫ベスト10」第1位に、『オブリヴィオン』が「本の雑誌が選ぶ2017年度ベスト10」第1位に輝く。『冬雷』で第1回未来屋小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 遠田 潤子(トオダ ジュンコ)
1966(昭和41)年、大阪生れ。関西大学文学部独逸文学科卒業。2009(平成21)年『月桃夜』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。『雪の鉄樹』が「本の雑誌が選ぶ2016年度文庫ベスト10」第1位に、『オブリヴィオン』が「本の雑誌が選ぶ2017年度ベスト10」第1位に輝く。『冬雷』で第1回未来屋小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
薩摩の支配下にあった奄美。孤児のフィエクサは、父を失った少女サネンと兄妹の契りを交わす。砂糖作りに従事する奴隷のような身分の二人だが、フィエクサは碁を習い才を発揮し、サネンは美しい娘に成長する。しかしサネンが薩摩の役人から妾に…(続く)
薩摩の支配下にあった奄美。孤児のフィエクサは、父を失った少女サネンと兄妹の契りを交わす。砂糖作りに従事する奴隷のような身分の二人だが、フィエクサは碁を習い才を発揮し、サネンは美しい娘に成長する。しかしサネンが薩摩の役人から妾に所望され、過酷な運命が動き出す―。濃厚な花の匂いの中、無慈悲な神に裁かれる禁断の愛。魔術的な魅力に満ちたファンタジーノベル大賞受賞作。