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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ル=グウィン,アーシュラ・K.(ルグウィン,アーシュラK.)
1929年カリフォルニア州生まれ。コロンビア大学などで、ルネサンス期のフランス文学・イタリア文学を専攻。1969年に長篇『闇の左手』でヒューゴー、ネピュラ両賞を受賞し、高い評価を得る ル=グウィン,アーシュラ・K.(ルグウィン,アーシュラK.)
1929年カリフォルニア州生まれ。コロンビア大学などで、ルネサンス期のフランス文学・イタリア文学を専攻。1969年に長篇『闇の左手』でヒューゴー、ネピュラ両賞を受賞し、高い評価を得る |
想像力と文学の有用性を説く「取扱説明書」、ボルヘスを起点にファンタジーの水脈をたどる「『実際には存在しないもの』」、生き物の名前から架空の民族語まで「言語を発明すること」、自身が暮らした素晴らしい家を読み解きながらル=グウィン作品の真髄に至る「芸術作品の中に住む」など、2000年以降のエッセイ、講演、書評を集成。メアリー・シェリー、トールキン、ウルフ、ボルヘス、レム、サラマーゴ、“ドリトル先生物語”など、敬愛する作…(続く)
想像力と文学の有用性を説く「取扱説明書」、ボルヘスを起点にファンタジーの水脈をたどる「『実際には存在しないもの』」、生き物の名前から架空の民族語まで「言語を発明すること」、自身が暮らした素晴らしい家を読み解きながらル=グウィン作品の真髄に至る「芸術作品の中に住む」など、2000年以降のエッセイ、講演、書評を集成。メアリー・シェリー、トールキン、ウルフ、ボルヘス、レム、サラマーゴ、“ドリトル先生物語”など、敬愛する作家・作品への慈愛に満ちた言葉が愉しい傑作エッセイ集。
もくじ情報:講演、エッセイ、さまざまな機会に書いたり、しゃべったりしたもの(取扱説明書、あの頃の状況;ジャンル―フランス人だけが愛しうる言葉 ほか);本の紹介と著者についての解説(極上のアメリカの小説―H・L・デイヴィスの『ハニー・イン・ザ・ホーン』;フィリップ・K・ディック『高い城の男』;ハクスリーのバッド・トリップ ほか);書評(マーガレット・アトウッド『洪水の年』;ロベルト・ボラーニョ『ムッシュー・パン』;ジェラルディン・ブルックス『古書の来歴』 ほか)