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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ソームズ,マーク(ソームズ,マーク)
1961年生まれ。神経心理学者、精神分析家。精神分析と神経科学を統合するような臨床・研究手法を発展させ、2002年に出版した『脳と心的世界』(星和書店)が国際的なベストセラーになる。現在、南アフリカ・ケープタウン大学心理学科教授、ロンドンの国際神経精神分析センター長、ニューヨーク精神分析協会神経精神分析センター長を務めながら、フロイト全集英語版の全面改訂にも携わる ソームズ,マーク(ソームズ,マーク)
1961年生まれ。神経心理学者、精神分析家。精神分析と神経科学を統合するような臨床・研究手法を発展させ、2002年に出版した『脳と心的世界』(星和書店)が国際的なベストセラーになる。現在、南アフリカ・ケープタウン大学心理学科教授、ロンドンの国際神経精神分析センター長、ニューヨーク精神分析協会神経精神分析センター長を務めながら、フロイト全集英語版の全面改訂にも携わる |
精神分析と神経科学の統合に向けられた基本書、待望の邦訳。フロイト流の古典的なメタ心理学的概念とA.R.ルリヤによる力動的神経心理学モデルを組み合わせ、局所的な脳病変をもつ患者の精神分析調査を行う。主観を尊重する精神分析と客観的アプローチを至上とする脳科学との統合を志す科学的方法を提示した画期の書。NAAP Gradiva Award for Best Book of the Year(科学部門)受賞。
もくじ情報:第1部 基礎(神経科学における精神分析の歴史的起源;精神分析と力動的神経心理学の起源―ルリヤの業績;例―夢見の神経力動;神経科学における精神分析の未来―方法論的提案);第2部 観察(ブローカ失語症例の精神分析的観察―正常な喪の過程;ウェルニッケ失語症例の精神分析的観察―穴の空いた意識;左頭頂葉損傷症例の精神分析的観察―世界が粉砕された男;右シルビウス裂周囲損傷五症例の精神分析的観察―喪の失敗;前頭葉腹内側部損傷四症例の精神分析的観察―「世界の終わり」);第3部 統合(心的装置の神経解剖へ)