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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
游 珮芸(ユウ ハイウン)
台湾大学卒業後、お茶の水女子大学で博士号取得。台東大学児童文学研究所准教授。研究、教育のほか、児童文学の編集、創作、翻訳、評論に携わる 游 珮芸(ユウ ハイウン)
台湾大学卒業後、お茶の水女子大学で博士号取得。台東大学児童文学研究所准教授。研究、教育のほか、児童文学の編集、創作、翻訳、評論に携わる |
1970年代、蔡焜霖は大企業の國泰グループに新たな活躍の場を得て、美術館の設立や百科事典の創刊に携わる。蒋介石の没後も「戒厳」は続いたが、次第に政治運動が盛んになり、時代は民主化へ向かって激しく揺れ動いていった。だが緑島に収容された人びとの名誉回復がなされるまでには…(続く)
1970年代、蔡焜霖は大企業の國泰グループに新たな活躍の場を得て、美術館の設立や百科事典の創刊に携わる。蒋介石の没後も「戒厳」は続いたが、次第に政治運動が盛んになり、時代は民主化へ向かって激しく揺れ動いていった。だが緑島に収容された人びとの名誉回復がなされるまでには、さらに長い時間が必要だった。日本統治時代から戒厳令下の時代、民主化を経て現代まで、白色テロの傷を負いながら生き抜いたある個人の人生でたどる、激動の台湾現代史。シリーズ最終巻。